「マラソン」と聞くと、ついついゲームの「Marathon」のことだと思ってしまう矢口です。
さて、一時期の勢いを失い、GREEとDeNA（モバゲー）の業績悪化もニュースをにぎわせるなど、もはやソーシャルゲームは終わったという雰囲気が漂っています。しかし、実はこの２社以外のソーシャルゲームが、いま進化を見せています。
代表的なのはコロプラの「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」。１月13日にダウンロード数1700万（！）を達成し、さらにはGoogle Playゲームオブザイヤー2013も受賞しているタイトルです。ご存じの方も多いと思いますが、けっこう面白いので紹介させてください。
多くのソーシャルゲームが採用しているカードバトルRPG。これはカードを収集し、それを使って対戦しながら進行していくゲームのことです。カードは「ガチャ」や対戦によって入手しますが、それと同時に、レベルなどを上げるための「クエスト」と呼ばれる課題を、プレーヤーはこなしていく必要があります。
日々のプレーで、一番時間を費やすのは、このクエストなのですが、単にタップするだけといったゲームも多く、“作業”になってしまっているのが現状。ソーシャルゲームに飽きてしまう原因の１つと言えるでしょう。
「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が人気を博しているポイントは、このクエストの部分にクイズを取り入れた点にあります。「スポーツ」「芸能」「雑学」といったジャンルの問題を用意し、それに正解することで進行していくというシステムで、飽きさせずにゲームが続けられるのです。
また、「連続攻撃」や「ダメージ回復」など、カードごとに異なるスキルを持たせているのもユニークな点。
クイズに自信があるというあなた！ 試しにプレーしてみてはどうですか？