実はすぐVR酔いになる矢野です。
「VR酔い」という言葉を知らない人はいると思いますが、VRという言葉は多くの人が聞いたことがあるんじゃないかと思います。
いずれ四角い画面の中にある既存の映像はオールドメディアになり、丸い（というか枠がない）映像が主役になる時代が来ます。それが360°映像であり、その先にあるVRコンテンツです。VRに触れた多くの人が、そう確信しているのではないでしょうか？
さて、久しぶりに書籍を編集・制作しました。
『VR for BUSINESS ─売り方、人の育て方、伝え方の常識が変わる』（インプレス刊）
著者は、株式会社アマナのVRチームです。アマナさんは、以前はフォトストックの会社（アマナイメージズ）として有名でしたが、今やビジュアルコンテンツの先端を行く制作会社であり、VRや空撮など、ビジュアルコミュニケーションにおける新たなトライも数多く手掛けるクリエイター集団です。
この本は、そんなアマナのVRチームが、手探りで積み上げてきたVR制作に関する知見を凝縮した書籍です。ただ制作の話をしているだけではなく、VRの基礎知識からビジネスに置き換えるための考え方、実際の制作現場の話、プロモーション展開まで、知識ゼロからVRについて学べる内容になっています。
＜VR for BUSINESS コンテンツ＞
第1章 VRはビジネスを変える
第2章 VRの没入感はこうして生まれる
第3章 VRのビジネスプランニング入門
第4章 VRコンテンツの制作現場から
第5章 VRのビジネスソリューション事例
例えば、
「VRを業務に組み込みたいけど何から考えればいいのかわからない」
「VRコンテンツ制作を依頼したいのだけど何を頼んでいいかわからない」
「！？（・・VRって何？）」
という立場にいる方に手にとっていただき、最初から最後までサッと読んでもらえば、そこにVRにちょっと詳しい企業戦士 ビジネスマンが誕生するというわけです。VRコンテンツを作りたいのに、打ち合わせの席で最初からVRの説明を受けていたのでは時間のムダが多いというのが、この業界の課題のひとつです。そんな時の知識の底上げをお手伝いできる一冊だと思います。
とはいえVRのすごさは、体験した人にしかわかりません。未体験の人にいくら口頭で説明してもすべてを伝えることはできないのです。本書でも触れていますが、VRに関わるならば、まずはVRを体験することが肝心です。その後、知識としてこの本を読んでもらえれば、事前準備はバッチリです（たぶん）。
発売は3月17日です。興味のある方はamazon等で予約&購入をぜひ。
