AirPodsとBeatsXを使い比べてみた

AirPodsとBeatsX、どちらもいいが……

今、人気のiPhoneユーザー向けワイヤレスイヤホン、AirPodsとBeatsXの両方を使ってみたので、さくっと比較したインプレッションをまとめてみます。

結論から書くと、AirPodsのほうをお勧めします!

以下、まずそれぞれのいいところ、イマイチなところ。

AirPodsのいいところ、悪いところ

Goodポイント

・充電機能付きケースが便利。耳につけている間に充電できるから、滅多にバッテリー切れにならない。

・片耳を外すと一時停止、またつけると再生再開。両耳を外すと完全に停止(付け直しても自動では再生再開しない)

・イヤホンをトントンと叩くとSiriが起動したり、再生/停止ができる。

・思ったより外れにくい。引っ掛けない限り、相当激しく動かない限り耳から飛んでいくようなことない。

・好みの問題だけど、密閉型が苦手な人はこちら。

Badポイント

・音量の調節などは、iPhone本体を操作しないとできない。

・うっかり無くしそう。

・色の選択肢が白一色しかない。

・「耳からうどん」とイジられる。

・耳の形が合わない人もいそう(イヤーピースの付け替えはできない)。

BeatsXのいいところ、悪いところ

Goodポイント

・カナル型密閉タイプが好きならこちら。

・首に引っ掛けて使うので落としにくい。さらに耳から外した時は両側のイヤホン部分が磁石でひっつくのブラブラしない。

・リモコンボタンが付いていて、再生停止/ボリュームが操作できる。

・イヤーピースが、S、M、Lの3種類のほかに、耳掛けのためのシリコンピース(大、小)の2種類が付属する。

Badポイント

・耳から外しても再生は止まらないし、電源もオンのまま。上で書いた磁石でくっつけたときに一時停止するぐらいのギミックがあってもよいのではと思った。

・(好みによるけど)音質がドンシャリしててイマイチな印象。

……あれ、AirPodsのほうがBadポイントが多い(笑)。

でも、多少の欠点を補っても余るよさがAirPodsにはあります。

あとは耳に合うかどうかなど好みの問題だと思いますが、私はもともとiPhone用の白いイヤホンが耳の形とマッチしている人なので、AirPodsもバッチリでした。

ただし、BeatsXもなかなかいいイヤホンです。

過去にも似たタイプのワイヤレスイヤホンはありましたが、接続のしやすさ、バッテリーの持ち、音の途切れなさなどはこれまでのものとは一線を画しています。

さすが準純正。

どちらもAndroidスマホでは使えなさそう

どちらもiPhoneの充電用とと同じケーブル(Lighteningケーブル)を使って充電しますので、iPhone、iPadのユーザーのみの選択肢でしょう。

ちなみにGalaxy S7 Edgeを使って、それぞれペアリング(Bluetoothの接続設定)を試してみましたが、設定画面に出てきませんでした。

(追記)
その後のアップデートで使えるようになったようです!

他のイヤホンメーカーはどうでる?

iPhoneからイヤホンジャックがなくなるのは既定路線のようなので、今後もワイヤレスのイヤホンはどんどん登場してくるでしょうが、いきなり本家のAppleとBeatsがかなり使い勝手のいいものを出してきたので、イヤホンメーカーは頑張らないといけないかも。

私がこれまで愛用してきた小型ワイヤレスイヤホンの先駆け、EARINも、AirPodsとBeatsX相手では分が悪いでしょう。

AirPods、BeatsX両方とも人気で品薄のようですが、待っても手に入れる価値があるプロダクトだと思います。

以上です!