年明け早々ラスベガスで世界最大の家電トレードショーCES2014を取材してきた中筋です。CES2014で見つけた、個人的にツボだったものをご紹介したいと思います。
今年のCESで特にアツかったジャンルの1つが、3Dプリント/スキャンです。いろいろなメーカーがブースを構えて製品を紹介していましたが、最大規模だったのが3D Systems社。
アメやチョコを3Dプリントするマシンを発表するなど話題に事欠かない会社ですが、その展示の1つが簡単に3Dスキャンできるボックス「3DMe Photobooth」。 街で見かける証明写真ボックス(の未来版?)のようなかたちをしたしろもので、中に座った人の顔を一発で3Dモデルにする機械です。
会場のデモでは、取り込んだ顔の3Dデータをスタートレックのクルーのフィギュアモデルに張り込んで表示。 それをフルカラーで3Dプリントしたものを注文するボタンが用意されていました。
Star Trek FIRST LOOK: Cubify’s Next Generation 3DMe App Available Now
このスタートレックは1つの例なので、いろいろな可能性が考えられますよね。 設置場所は、イベント会場やショッピングモール、映画館、テーマパークなどがありそう。宇宙服姿とか、マスクを脱いだスパイダーマン、仲間で戦隊ものになったりとか。
3Dプリントや3Dスキャンって実際のところ何が面白いの?自分の顔を取り込んだり作ったりして何するの?という人もいるんじゃないかと思いますが、このオリジナルフィギュア注文ボックスはわかりやすい使い方の例なんじゃないでしょうか。私は、マスクを開いた状態のアイアンマンのフィギュアが登場したら注文しちゃいそうです。
(text/nakasuji)