こんにちは。EDTR.NETテクニック班です。
最近は子どもも大人もスマホを使う時代になり、SNSやゲームなど、使い出したら止められない、とその長時間利用が社会問題として扱われるほどです。
大人だって依存しがちなことを考えると、子どもにiPhoneを持たせるのであれば、課金に関する制限は必須です。親子でiPhoneを使っている場合は、「ファミリー共有」を設定することで、支払いを親のクレジットカードに統一したり、家族が購入した有料コンテンツを無制限に共有することが可能になります。今回は、このお得で安全な機能の使い方と、課金を防止するための「機能制限」機能の設定方法を紹介していきます。
「ファミリー共有」を設定して購入コンテンツを無料で共有しよう!
iOS 8以降のOSがインストールされている端末で利用できる「ファミリー共有」は、Apple IDを持っている家族同士がiTunesやApp Storeで購入した有料コンテンツを無料で共有できるお得な機能です。使い方はとても簡単。管理者となるユーザーが作った「ファミリー共有」のグループにメンバーを招待するだけでOKです。
まずは、「設定」→「iCloud」→「ファミリー共有を設定…」と進み、「さあ、はじめよう!」をタップして「ファミリー共有」の設定を行いましょう。
これでファミリー共有の基本的な設定は完了し、グループが作成されました。続いて、家族を自分のグループに招待して、有料コンテンツを共有できるようにしましょう。
「ファミリー共有」の「家族」の項目に追加されたアカウント同士であれば、ほかのユーザーが購入した有料コンテンツを無料でダウンロードできます。
「iTunes Store」アプリから家族が購入したコンテンツをダウンロードする場合は、「その他」で「購入済み」をタップすればOKです。
また、「ファミリー共有」で「家族」に追加された13歳以下のアカウントが有料コンテンツを購入しようとした場合には、管理者アカウントによる購入の承認が必要になります。
「機能制限」を設定してアプリ内課金を制限しよう
「ファミリー共有」では家族の支払いをひとつのクレジットカードに統合することができましたが、iPhoneの「機能制限」機能を使えば、さらに子どもの無断課金を防止することもできます。
まずは、「設定」の「機能制限」をタップして「機能制限パスコード」を設定しましょう。
「機能制限パスコード」は機能制限の設定を変更する際に必要となるパスコードです。端末の持つ主である子どもに知られてしまうと、勝手に設定を変更されてしまうので注意しましょう。パスコードの設定が完了すると、機能制限の設定画面が開きます。
《まとめ》
今回紹介した「ファミリー共有」機能を使えば、アプリはもちろん、iTunes Storeで購入した映画や音楽も無料で共有できます。家族間で同じコンテンツを購入してしまうムダも未然に防げるので、できる限り設定しておくようにしましょう。